【高速燃費23.0km/L!】時代はジープをも低燃費にしてしまった! 「アベンジャー 4xe ハイブリッド」は日本で乗りやすい優等生ジープ

【高速燃費23.0km/L!】時代はジープをも低燃費にしてしまった! 「アベンジャー 4xe ハイブリッド」は日本で乗りやすい優等生ジープ

2026年4月13日

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またしても、ステランティスから魅力的なコンパクトSUVが登場しました。その名はジープ「アベンジャー 4Xeハイブリッド」。全長4.1mのコンパクトなボディに、独自の4WDシステムとハイブリッドテクノロジーを搭載した、ジープの新世代エントリーモデル。欧州ではすでに販売されていたモデルでしたが、2026年3月5日に日本国内でも発売されました。

◆日本の道路にジャストフィット!

「アメ車に燃費性能なんて求めてはいけない」そんな、定説はもう過去のものといっていいでしょう。それも燃費性能とは程遠かった、ジープから低燃費車が出るなんて……。時代は変わったものです。

今回紹介するのは、2026年3月5日に発売したジープの新たなエントリーモデル「アベンジャー 4xe ハイブリッド」。その名の通りマイルドハイブリッドシステムを搭載した、ハイブリッドカー(HEV)です。エントリーモデルというくらいなので、ボディはコンパクトなことが最大の特徴。全長は4.1mにまで抑えられているので、日本国内でも大きさを気にすることなく乗れる、ジャストサイズのジープだといえるでしょう。

このアベンジャー 4xeハイブリッド、すでに販売されていたBEV(電気自動車)のアベンジャーとの違いや、独自の魅力などももちろんお伝えしますが、まずは冒頭で述べた気になる燃費性能について、先に紹介しましょう! 今回はジープ多摩青梅さんの協力で撮影・取材させてもらったため、高速道路の燃費計測はいつもの新東名ではなく、圏央道~関越自動車道を使用しています。

◆こんなに燃費のいいジープ、今まであった??

都心近郊で今もっとも大型トラック率が高いともいわれている圏央道では80~90km/h、関越道では90km/hで巡航。往復100kmほどの走行での実測高速燃費は、往路で23.8km/L、復路で22.2km/Lをマーク。合計の平均は23.0km/Lとなりました。カタログ数値が20.5km/L(WLTC高速道路モード)ですので、またしても実測燃費のほうが大幅に上まわる結果となりました。

というのも、アベンジャー 4xeハイブリッドに搭載されるパワートレインは、ステランティスグループ内の多くの車種で使用されている1.2Lターボ+電動モーターのマイルドハイブリッドシステム。プラットフォームを共有するフィアット 600(セイチェント)ハイブリッドでも、その燃費のよさは実証済みです。

その正体は全方位優等生!? フィアット600ハイブリッド試乗記

このパワートレインでは、グループ内唯一の4WDモデルとなったアベンジャー 4xeハイブリッドですが、駆動方式関係なく燃費のよさを披露してくれました。市街地での燃費は計測距離が短すぎるので、あくまでも参考程度にしていただきたいのですが、こちらも16.9km/Lと好燃費ぶりを発揮。同じくカタログ上では14.8km/L(WLTC市街地モード)ですので、高速道路と同様にカタログ値を上まわった実測結果となりました。

◆燃費走行の秘訣はコースティング

今回アベンジャー 4xeハイブリッドの試乗で新たに発見したのは、市街地走行時などに有効なコースティング機能です。コースティングとは、ほぼ惰性で走行するようなモードで、駆動系を切り離して走行するため回生も行わないことが特徴。これが燃費を伸ばす要因となっているのは明らかでした。これまで同パワートレイン採用車の試乗ではコースティングモードになかなか入れられず、ただアクセルを離すだけでは強めの回生ブレーキを発生させることしかできませんでした。

少々コツのいる操作ですが、このパワートレインではほんの少しだけアクセルを踏んだ際にコースティングが働きます。一旦アクセルを離した状態から行うとやりやすいので、そちらのほうがわかりやすいかもしれません。そっとアクセルペダルに乗せるくらいの感覚で踏むと、コースティングに入りスッと無抵抗な走行に切り替わります。今回はこのコツを掴めたおかげで、市街地での燃費が向上しています。

ちなみに、このコースティングのやり方は、同じパワートレインを搭載する「プジョー 208」でも有効でした。この方法を知っていれば、過去に試乗したフィアット 600ハイブリッドでももっと燃費が伸びたかもしれません。そのくらい、コースティングを活用することは燃費に直結しますので、アベンジャー 4xeハイブリッドのオーナーになった人はぜひ試してみてください。

◆エクステリアに散見される4xe専用アイテム

さて、ジープでは稀に見る好燃費ぶりを披露してくれたアベンジャー 4xeハイブリッドですが、このクルマの魅力はそれだけではありません。ジープらしいラギッド感が適度に加味された、スタイリッシュな内外装、そして快適な乗り心地も大きな特徴となっています。

まずはデザイン面からですが、アベンジャー 4xeハイブリッドにはBEVモデルと違う4xe専用装備が多く与えられています。一番目につくのはフロントバンパーでしょう。台形のロアグリルを中心とした新たなデザインは、アプローチアングルを確保するための形状も含まれています。これに伴い、フォグランプの位置もより外側の高い場所へと変更されました。

そしてこのロアグリルには、Xのシグネチャーが存在感を放っています。これはジープ流の電動4WDの証。リアの4weエンブレムと同様、アベンジャー 4xeハイブリッドが4WDであることを主張するポイントとなっています。そのXのすぐ横には、渡河性能400mmを表す“ジープダック”のマーキングも備え、オフロード走行での機能性を表現しています。

足まわりでは、専用のブラックホイールが目を引きます。オールシーズンタイヤと組み合わせられ、最低地上高は210mmを確保。さらにリアバンパーには大型の牽引フックも備え、道なき道も進める、自然への強さを感じさせられます。

内装にも、4xe専用アイテムが備わっています。まずシートは、BEVのレザーと違いブラック&グレーのファブリック製を採用。こちらは撥水加工が施された、完全防水仕様となっています。インパネ周りのデザインはBEVとほぼ共通ですが、ダッシュボードに描かれた4xeのマークがこのクルマの4WD性能を主張します。

◆乗り心地は極上! リアにマルチリンクを採用

BEV仕様にはない専用装備として、リアの独立サスペンションも大きなポイントとなるでしょう。BEVのトーションビーム式に対し、4xeハイブリッドはマルチリンク式を採用。これは、おもにオンロードでの乗り心地に寄与しています。

今回は高速道路と一般道と両方で試乗しましたが、速度域が違っても快適な乗り心地は一切変わりませんでした。大きな突き上げ感や、ボディが左右に揺すぶられるような場面もなく、乗り心地はいたってフラット。クルマの車格が、ワンクラス上かそれ以上とも感じられる極上の乗り心地だといえます。これなら乗り物酔いもしにくいでしょう。

ハンドリングもニュートラルで、思った通りのコーナリングラインをトレースできるため、走りが楽しく感じられるでしょう。ブレーキに関しては、アクセルオフでの回生ブレーキが強く働くため、ブレーキペダルを強く踏み込むことは急減速するときくらいしかないかもしれません。ブレーキ自体は自然な踏み方で減速するため、まったく違和感は感じられませんでした。

4WDの種類としては、電動のオンデマンド方式を採用するため、通常時はFWDでの走行がほとんどとなります。発進時や、ぬかるみなどの脱出時、急登坂や荒れたグラベル、雪上での走行などで、自動で4WDに切り替わるタイプですので、いざというときに役立つ4WDといえるでしょう。

◆個性的なBセグSUVをお求めならぜひ!

コンパクトがゆえの弊害としての後席スペースの狭さや、相変わらず有線接続しかできないスマホ連携機能、リッドなしのセンターコンソールなど、気になる点もチラホラ見受けらましたが、いずれも大きな問題点とはならないほど。それよりも、所有するメリットのほうが多く感じた、今回のアベンジャー 4xeハイブリッド試乗でした。

Bセグメントという日本でも使いやすい大きさ、そしてラングラーやレネゲードほどジープらしさを全面に出していない、いわゆる“ジープジープしていない”点も、ひとつの魅力かもしれません。ジープブランドのエントリーモデルとして、新たに定着する可能性の高いモデルだといえるでしょう。

あまりに魅力的で、今回個人的にも欲しくなってしまった、アベンジャー 4xe ハイブリッド。ジープブランドですので、リセールも期待できます。国産モデルも含め大人気のBセグメントSUV市場ですが、他人とはちょっと違ったモデルを求めているのなら、このアベンジャー 4xe ハイブリッドは間違いなくオススメできるモデルといえるでしょう。

<文&写真=青山朋弘>


■ジープ アベンジャー 4xe ハイブリッド アップランド(4WD・6速DCT) 

主要諸元
【寸法・重量】
全長:4120㎜
全幅:1775㎜
全高:1600㎜
ホイールベース:2560㎜
トレッド:前1540/後1530㎜
最低地上高:210㎜
車両重量:1480㎏
乗車定員:5人

【エンジン・モーター・性能】
エンジン型式:HN09-ZA03-ZA05
種類:直3DOHCターボ
ボア×ストローク:75.0×90.5㎜
総排気量:1199cc
最高出力:100kW(136ps)/5500rpm
最大トルク:230Nm(23.5㎏m)/1750rpm
使用燃料・タンク容量:プレミアム・45ℓ
モーター型式:前ZA03/後ZA05
種類:交流同期電動機
最高出力:前15.6kW(21ps)/4264rpm/後21.0kW(29ps)/3000rpm
最大トルク:前51Nm(5.2㎏m)/750~2499rpm/後89Nm(9.1㎏m)/500~2000rpm
駆動用バッテリー種類:リチウムイオン
WLTCモード燃費:19.0㎞/ℓ
最小回転半径:5.3m

【諸装置】
サスペンション:前ストラット/後マルチリンク
ブレーキ:前Vディスク/後ディスク
タイヤ:前後215/60R17

【価格】
499万円


この記事を書いた人

青山朋弘

【執筆者】青山朋弘

フリーランスライター兼編集者

新車専門誌、中古車専門誌、モータースポーツ誌などの編集部を経て、現在はフリーランスの編集&ライター。
自動車専門誌やWebサイトに寄稿しながら、YouTube動画の撮影・編集も行う。
愛車は10年前に走行5万kmで見つけた、NA型ロードスターの初期型。
趣味のMTBをどうやって積むのがいいか、常に試行錯誤している。

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